院長徳永昭輝
1969年新潟大学医学部卒業後、同大学産婦人科に入局。同大学産婦人科医局長、新潟市民病院産科・婦人科部長などを歴任。新潟市民病院ではハイリスク妊婦のケアや分娩、周産期医療のほか婦人科手術にも力を注ぐ。2002年4月にとくなが女性クリニックを開院。長年、地域の産婦人科医療の質向上にも尽力してきた。日本産科婦人科学会産婦人科専門医。医学博士。
身近なかかりつけ医としての役割を果たし
地域医療の一端を担っていきます
私は医師になって60年余り、新潟の産婦人科医療に携わってきました。より身近で患者さんに寄り添った医療を求めて2002年4月に当院を開院。「患者さんに信頼されるぬくもりのある医療」「地域医療に根差した病診連携を大切にした医療」「患者さんに必要な情報を開示し、セカンドオピニオンを受け入れる医療」を基本目標に掲げ、お産のお手伝いに加えて更年期障害や月経、思春期の悩みなど、幅広い年代の患者さんの訴えに向き合っています。理事長・院長として手術にも対応していますが、診療以外にも後進の育成や、人口減少、少子化など産婦人科医療が抱えているさまざまな課題の解決に取り組みたいという思いもあります。医院同士の連携、基幹病院との連携、行政との連携など、私ができることに全力を注ぎ、着実に進めていくことで少しでも地域の皆さんの力になれればうれしいです。これからも、困っている患者さんが来院されたら“絶対に断らない”という強い信念のもと、3人の女性医師、スタッフと力を合わせ、地域医療の一端を担ってまいります。
医師高橋麻紀子
2005年琉球大学医学部医学科卒業後、新潟大学産科婦人科医局へ。新潟大学医歯学総合病院では、女性ヘルスケア外来の立ち上げにも力を尽くす。済生会新潟第二病院勤務を経て2019年より現職。一人ひとりに寄り添った温かみのある診療を心がけている。日本産科婦人科学会産婦人科専門医。
患者さんやお母さん、赤ちゃんの笑顔のため
良き“伴走者”として力を尽くします
女性特有の体や病気の仕組みを知るにつれ、自分自身の体への理解も深まっていくところに面白みを感じて産婦人科の道に進みました。私は、診療とは医師・スタッフが連携し、患者さんとともにチームを組んで“患者さんの元気”をめざして前進していくものだと考えています。チームのリーダーは医師ではなく患者さんご自身。診療の主役は患者さんです。常に“自分は患者さんの伴走者である”という思いを胸に診療にあたっています。クリニックで患者さんや出産を終えたお母さん、赤ちゃんの笑顔を見ると心が和み、私たちも幸せな気持ちに。そんな毎日に大きなやりがいを感じています。一方、家族と過ごす休日にはしっかり休息を取り、時には趣味のジョギングやパン作りを楽しみます。バランスの良い食事を取り、適度な運動、十分な睡眠を確保して、自分自身が元気でいられるよう心がけています。そして、来院される皆さんの良き伴走者として頑張り続けたいと思っています。今後とも理事長・院長や同僚医師と力を合わせて、地域の産婦人科医療への貢献をめざします。
医師市川香也
2003年新潟大学医学部医学科卒業。関連病院に勤務した後、とくなが女性クリニックへ。女性アスリートが安心して競技を続けられるようサポートする取り組みにも力を注ぐ。患者の話にじっくり耳を傾け、丁寧に説明することが診療のモットー。日本産科婦人科学会産婦人科専門医。
妊娠・出産に関する診療のほか
女性アスリートの支援にも力を注いでいます
以前テレビで放送されていた人体に関する科学ドキュメンタリー番組を見て、人間の体の仕組みの巧妙さに興味を抱き、医師をめざしました。患者さんが納得して医療を受けられるよう、現状を丁寧にご説明した上で解決策を提示し、わかりやすい診療を心がけています。また、私自身は女性アスリートの支援にも力を入れており、婦人科的な症状についてコンディショニングに配慮しながら診療しています。医師としてやりがいを感じるのは、赤ちゃんが元気に生まれてきてくれたとき、そして患者さんから「ありがとう」と感謝の言葉を頂いたときです。お母さんや赤ちゃん、患者さんの笑顔が大きな励みになっています。休日は一人の母親としての仕事が待っていますが、時にはゲームを楽しんだり、猫と一緒にのんびり過ごしたりすることも。休み明けにまた元気に皆さんとお会いできるよう、十分に英気を養っています。女性には、妊娠・出産のほかにも年齢によってさまざまな体の変化が起こります。何かおかしいと感じたら、早めに当院へご相談ください。
産婦人科を専門とする医師が分娩を担当
安全な分娩をめざして日本産科婦人科学会産婦人科専門医が分娩に立ち会います。また体調に合わせて母児同室を実施しています。
丁寧な説明と心配りで安心できる医療を
産科・婦人科の外来診療や入院、分娩に安心して臨めるよう丁寧な説明に努め、より安全で温かみのある医療の提供をめざします。
世代により異なる女性の多様な悩みに対応
更年期の症状や月経の悩み、思春期の体と心に関する相談のほか、避妊(アフターピル)や人工妊娠中絶などにも対応しています。
院長と女性医師3人の充実した診療体制
平日午前は3人の女性医師(2024年2月現在)が診療を担当。スタッフと連携して妊娠・出産や女性特有の悩みに寄り添います。
安心して出産・育児に臨めるようサポート
産前・産後を安心して過ごせるよう親身にサポート。出産への不安や育児の悩みは一人で抱え込まず医師、助産師にご相談ください。
出産後ゆったり過ごせる和室・洋室を用意
洋室5室、和室2室、4人部屋1室があり、全室インターネット回線を完備。栄養バランスやカロリーを考えたお食事を提供します。
一般婦人科診療・子宮頸がん検診
一般婦人科診療のほか、子宮頸がん検診にも対応。勤務医時代に多くの婦人科疾患の手術を手がけてきた院長が、院内手術も行っています。月経痛や更年期に現れやすい症状などがあっても、市販薬でやり過ごしている方もいらっしゃると思いますが、そのような症状の裏に重大な婦人科疾患が隠れている可能性もあります。おかしいと感じたら早めの受診をお勧めします。
子宮頸がんワクチン(HPVワクチン)接種
子宮頸がんワクチン(HPVワクチン)は、子宮頸がんを引き起こすヒトパピローマウイルス(HPV)の感染を予防するためのワクチンです。子宮頸がんの原因の多くは性交渉で感染するHPVで、性交渉の経験があれば誰でも感染する恐れがあります。当院ではこのワクチンの接種に対応しています。接種にあたり不安なこと、わからないことがあれば気軽にご相談ください。
月経や更年期に関するお悩み
月経不順、月経痛、出血過多などの月経に関する悩みや、生理日管理のご相談にも対応しています。また、更年期には疲労感やのぼせ、頭痛、発汗といった体の症状のほか、不安やイライラ、不眠など心の症状が現れるケースもあります。症状が重く日常生活に支障がある場合には、受診をお勧めします。
思春期の心と体に関する相談
思春期は心と体に大きな変化が訪れる時期で、悩んだり戸惑ったりすることが多いでしょう。当院ではこの時期特有の悩み、性の悩みなどの相談にも応じています。「患者さんとともにある、あたたかい医療」というクリニックの理念に基づいて、お一人お一人に寄り添いサポートいたします。周囲の人に話しにくいことでも、一度相談にいらしてください。
妊産婦健康診査、分娩、産前・産後ケア
当院では、妊産婦の健康診査や分娩、産前・産後のケアに力を注いでいます。出産後の数日を過ごす和洋個室にはトイレ、洗面台、テレビ、冷蔵庫などを用意。4人部屋にはテレビ、冷蔵庫を設置しています。また、産前の母親学級やマタニティーヨガ、産後の授乳の外来、すくすくサークル(子育てサークル)など各種教室を開講し、心と体のケアや子育ての不安解消に努めています。
医療法人 とくなが女性クリニック
【バス】
宮本橋バス停から徒歩約5分
【車】
新潟駅南口から車で約10分
新潟亀田ICから車で5分
専用駐車場30台分用意